東京で日本建築の設計事務所として評判の知恵袋的なブログです

東京で認知度のある設計事務所は卓越した数寄屋建築のエキスパートとして信頼と実績が厚く、全国の日本伝統建築施工を切望するお客様からお声をいただくことから、松原設計室のブログで現況や社会の流れも取り入れた情報を発信しております。これから施工などを任せたいとお考えの方に役立つ内容が満載です。
現在再び日本建築の良さが注目され、世界からも日本文化や日本の伝統美に話題が集まっていますので、東京が拠点の設計事務所が請け負う数寄屋を活かした和風デザイン建築を、話題性を獲得することへもご利用ください。
プロフィール

松原和央 略歴

埼玉県生まれ 埼玉県立浦和高等学校 卒業後 深川・石間工務店で数寄屋を学ぶ

1996年 有限会社松原設計室 設立 現在に至る

所属  茶の湯文化学会会員 日本建築研究会会員 

資格 一級建築士

 

余暇

例えば、日本の古典詩文に、今はない季節感と価値観を探すなど、非常に愉しいものです。

 風かよふ 寝覚めの袖の 花の香に かおる枕の 春の夜の夢

 俊成卿の娘の詠(新古今集)です。やさしくて、きれいですね。

 また見むと 思ひしときの 秋だにも 今宵の月に 寝られやはする

 最期の名月を前にした病身の道元禅師の辞世です。とても深いです。

また、中国の古典詩文には、数寄屋とは一味違う爽快な涼味を求めて、十代のころから通っていました。 

菊ヲ採ル東籬ノ下 悠然トシテ南山ヲ見ル(陶淵明)

 釣ヲヤメ帰リ来ッテ船ヲ繋ガズ 江村ニ月落チテ正ニ眠ルニ堪タリ タトエ一夜風吹キ去ルトモ タダ蘆花浅水ノホトリニ在ラン(司空曙)

素晴らしい!

 このあたりのセンスというものは、あちらの詩文のオリジナルと認めざるをえませんが、もう数寄屋の理想の境地ですね。これをわが設計に、と思うのです。

代表
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  • 和室

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  • 柵

    山県と伊集院のこと

    2017/02/14
    明治の中頃の数寄屋世界で、山縣有朋と伊集院兼常の関係がおもしろい。伊集院が初耳の人には説明がいるかもしれないので簡単に。   生家は薩摩藩の門閥で、幼少時...
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    茶室に要求される思想性とは   松籟(ショウライ)   松の幹を吹きすぎるときの風の音鳴りをこう呼ぶが、お茶では釜の煮え湯の立てる音をこれにに見立てて松籟とい...
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    さて、小間縮小の過程で対面距離の問題(息苦しいほどの距離)を利休はどう解決したのだろうか。   すでに珠光が一休禅師と出会い、その影響を茶の中に展開(...
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東京で数寄屋建築の設計事務所をお探しなら、日本伝統建築に精通した松原設計室が全国的にも定評があります。和風住宅や数寄屋料亭・茶室・書院にいたる日本の伝統建築とデザイン施工までの一貫した流れを、一級建築士がいることで厳格な設計監理が可能となります。またイメージを描きやすい親身な対応は設計室の強みです。お客様の希望を最大限に考え業務を遂行していることも含め、実績多数で伝統建築業界でも厚い信頼があり数寄屋の建築家としてだけではなく、施工監理としての立場もご依頼いただけます。
東京を活動拠点とした設計事務所では、数寄屋建築の伝統技術に新たな可能性と価値を見い出して、人々の生活をより快適なものにしていきたいという願いを形にした実績が、これまでの建主様からの喜びのお声となって多く寄せられております。ブログなどを参考にしていただき、ぜひご依頼をお待ちしています。